歯列治療と審美治療

歯列矯正治療と合わせて行われることが多い治療方法に、「審美治療」があります。歯科で行う審美治療とは、歯を削ったり抜いたりしながらセラミックの被せ歯で、歯全体をキレイにみえるようにしてゆく方法です。歯における整形外科手術のようなものと言い換えることもできます。テレビなどを見ていると、デビューしたばかりのときには八重歯などがあったはずの人が、ある日を境に突然きれいな歯並びになっていることがありますが、これはこの審美治療を受けたのでしょう。
審美治療のメリットとしては、歯列矯正のように長い時間をかけておこなうものでないため、人に気づかれないままあっという間にきれいな歯並びにすることができるという点があります。歯列矯正の場合通常約1年程度をかけてゆっくり直してゆくものなのですが、審美治療の場合1~2ヶ月程度で治療は終わります。
一方、審美治療のデメリットとして、歯を削ったり抜いたりすることにより、長期的な年月が経過するに従い歯が弱くなっていってしまうということです。特に若い時期に歯の神経を抜いたり、歯を大きく削ったりすると20~30年後に出てくるダメージは計り知れません。
その点、長い時間をかけて行う歯列矯正の場合このダメージをできるだけ抑える方法によるということができます。また治療後も効果が長持ちし、うまくいけま歯列矯正をしないで自然にしておいたよりも歯を長持ちさせることに役立ちます。歯列の根本的な治療ができます。